災害に立ち向かうための BCP策定セミナー ~BCP策定で災害被害を受けても事業の早期復旧を実現する~
7月11日に摂津市商工会のBCPセミナーで講師バスガイドをさせていただきます。
今回は、バスで移動中の30分と会議室60分という持ち時間で、BCPを伝えて
幾らかの書き物をするという、なかなかのプログラムです(笑)
バスの中で・・・と聞いた時は、正直「え”…」と思いましたが、普通じゃないことは
どちらかと言えば好きなので、お引受けしました。
とはいえ、いい加減なことを伝えるのは嫌だし、これ以上にないと言うくらい
時間の制限が厳しい。
どうしたものかと考えて、その日に100ができなくても、
会社に帰って、落ち着いてもう一度見直そうと思っていただけるようにすること、
持ち帰ってもらえる情報をできる限りお渡しすることにしました。
時間がもったいないので、プロジェクターは使わないことにして、テキストを一冊書きました。
ご参加くださる方々に、私の願いというか、伝われば良いな。最善を尽くしましょう。
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私の場合、BCPを誰かにキッチリ教わったワケではなく、被災地をたくさん歩いて、
たくさんの被災された方にお話を伺って、どうあればよかったんだろう…と何度も何度も考えてきて
事業所に置き換えて「こうじゃないのか?」と思っていたことが、BCPと言われるものでした。
大きな災害が起こってしまったら、役所も事業所もいろんな支援者も、避難所では大人も子どもも
みんなが力を合わせなきゃ復興に向かっていけないのですが、
大きな災害が起こる前も、できるだけたくさんの色んな人達が、協力しながら備えをしておく
ことが大切です。
今日まさに福岡県、大分県に大雨特別警報が出ています。
離れた場所で、大きな被害が出ないことを祈ることしかできませんが、
明日は、万が一に本気で備えておこうという事業所を、一つでも増やせるように頑張ります。
もし、災害で色んなものがダメになってしまっても、本気で備えていれば、
そのこと自体が、被災したとしても、復興に向けて走り出せる原動力になるはずです。