補助金や助成金申請のお手伝いをさせていただいています。
「事業計画のストーリー性」というと、「盛ってます〜!」という印象を持たれるかも
しれませんが、決して「盛りましょう!」と言うことではなく、補助金などを申請しようと
している事業や会社全体の事業との整合性がとれた流れがあるか?ということだと思っています。
「整合性のある流れ」を考えずに事業を興すことはないので、当たり前のことなのですが、
募集要項に「ストーリー性がある」とは書いていなくとも、求められる感を感じますよね。
結局の所、これは「整合性のある流れ」であるという説得力があるか、ということだと思います。
Aという事業を実施すれば、Bという状態になる。
なぜならば、Cという背景があるからだ。
Aの部分は、実行しようとする部分。
↑この部分だけを事業計画と思っている方もいます。そういうケースもあるけども…
Bの部分は、多くの場合、売上や資金などお金周りの動き。
あるいは「顧客が増える」など、お金につながる状況の変化を含む部分。
Cの部分が、AやBの説得力になる部分。
補助金申請等でSWOT分析を入れますよね。他にも市場の様子とか顧客ニーズなど。
SWOT分析や市場概況などを把握するとき、該当する分野の情報のみにとらわれると、
もっと大きな社会全体の流れを見落としたりしちゃって、
自社の強み・弱みの見え方も、本当はもっと強烈な強みなのに気付かないまま…
なんてことにもなります。
私は、お客様のCの部分にアプローチするとき、
どういう情報にアクセスするか、その情報をどう分析するか、を大事にしています。
あと、事業を実施する人、計画を読む人のハートが盛り上がる「言葉選び」
着実に実行して達成しようとか、
応援したくなる!とか。
事業計画を書くお手伝いは、たくさん調べ物をするので、私も知らない事を知ることが
できる機会になっています。
色々調べていることが、また次のお客様のお手伝いの役に立っているように思います。
年度前半、補助金や支援金も色々ある時期ですので、もし、やりたいことに当てはまる
補助金などがあれば、積極的に活用してジャンプアップしてほしいな〜と思います。
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